お花見の時期。多くの花粉症の人は自分は行かないから関係ないと思ってることだろう。
でも中には絶対参加しなきゃいけなかったり、どうしても行きたい!という人もいると思う。
そんな人のために、花粉症の人がお花見でどう対策すればいいのか、解説する。
目次
お花見のときの花粉症対策
1.マスクをする
当たり前だけど花粉症なのにお花見行くならマスクは基本必須。
普段使ってる使い捨てマスクでいいだろう。
マスクすると顔が隠れるのと声がこもって聞こえにくくなるのが欠点だが、このうち顔が隠れるに関しては画マスク美人という言葉があるくらいなので特に気にしなくていいかと思う。
声がこもるに関しては思いっきりおしゃべりを楽しみたい人にとっては避けられない問題だが、デートとか、会社のお花見とかならそんなに気にすることもないかと思う。
会社なら自己紹介のときだけマスク外せばいい。
それでもマスクをどうしてもつけたくない人については後で解説する。
ちなみに使い捨てマスクの中でもカラスみたいな見た目の立体マスクだけはマスク美人になれなないので普通の使い捨てマスクをおすすめする。
女性らしいピンクのマスク。安いのに歯科医院の助手が使用してて何気に高性能。
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2. 帽子をかぶる
実は髪の毛って一番花粉が付着しやすい部分。
髪の毛に花粉が付着するとその花粉が風で鼻や口に入ってしまう。
なので帽子をかぶることはかなり有効だ。
お花見ではおしゃれ目的で帽子をかぶる人もいるので気にせずかぶっていいと思う。
ただし、会社のお花見で誰もかぶってなかったときは空気読もう。
また、ニット帽だけは逆に花粉がつきやすいのでそれ以外で。
3.メガネをかける
普通のメガネをかけるだけでも目に入る花粉を60%程度までカットできる。
花粉対策メガネなら90%以上。
特にコンタクトの人は花粉が目に入るとやばいのでお花見のときだけでもメガネにした方がいい。
JINSの花粉対策メガネなんか花粉98%カットなのにおしゃれでいい。
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2.スプレーで顔全体をコーティングする
マスクと帽子とメガネで顔全体が覆える。
それでもまだ花粉症重症の人にとっては充分じゃない。
顔全体をさらに完璧にガードするにはスプレータイプの花粉症対策グッズが有効だ。
イオンが花粉をシャットアウトしてくれる。
3. スプレーで服全体をコーティングする
花粉ガードスプレーの服バージョン。
これで体全体までカバーする。
アルコールは花粉症に悪影響?
アルコールと花粉症の関係
アルコールが花粉症に影響があるかどうかだが、残念ながらある。
アルコールはヒスタミンの分泌を促す。
ヒスタミンは花粉症の薬の代表が抗ヒスタミン薬であることからわかる通り、アレルギー症状を引き起こす物質だ。
だからお酒を飲むとやたら鼻水が出るという経験のある人もいると思う。
ちなみに重度の鼻炎アレルギーの私はお酒を飲むと必ず鼻水が出る。
花粉がまったくない室内での飲酒でも鼻水出るくらいなので花粉がそこら中にある外で飲酒したらやばいだろう。
ってことで花粉症の人はなるべくお酒を控えた方がいい。
どうしても飲まなきゃいけない人も弱めのお酒にしとくといい。
アルコールと花粉症の薬
また、アルコールについてはもう1つ懸念がある。
それは普段花粉症の薬を飲んでいる人についてだ。
医者に聞いてみたところ、やはり花粉症の薬を飲んでるときのアルコールは控えた方がいいとのことだ。
花粉症の抗ヒスタミン薬はヒスタミンの働きを抑え、結果としてアレルギー症状を抑えるもの
対してアルコールはヒスタミンの働きを活性化し、アレルギー症状を活発にするもの
まったく同じ部分に作用するのに効果が真逆だ。
これが身体に悪影響を与えるのは想像すればわかると思う。
またアルコールと薬どちらも肝臓に負担をかけるものなので同時に摂取すると肝臓にも悪い。
なのでどうしても飲まなきゃいけない日は花粉症の薬は飲まないで行こう。
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花粉症でもマスクなしで楽しみたいときはどうする?
場面によってはマスクをしてはいけなかったりすることもあるかもしれない。
またマスクなしでみんなとおしゃべりを楽しみたいという人も。
そんな人のために、マスクなしでできる対策を挙げてみる。
1.強めの薬を飲む
一番有効なのは薬だ。
ただし、お酒を飲みたい人は当日はだめ。前日の夜に飲んでおこう。
市販薬で効果が強いのはコレ。
【第1類医薬品】コンタック鼻炎Z 14錠 (14日分)
【第1類医薬品】ストナリニZ 14錠
【第2類医薬品】ザジテンAL 鼻炎カプセル(20コ入)
2. ノーズピッドを使う ただし事前に試すこと
知ってる人は知ってると思うけど鼻の穴の中に入れる外からは見えないマスク。
これは使う人を選ぶ。
まず鼻の穴のサイズが合わなかったら効果なし。
次につけても鼻水だらだらの重症の人は無理。これ入れるとまともに鼻をかめないので。
それでも絶賛してる人いるので試してみる価値はあるかもしれない。
3. もう1つの見えないマスク、「エアーマスク」を使う
実は見えないマスクはノーズピットだけじゃない。
最近医者が使ってる首からかけるタイプのマスクが注目されている。
これは薬剤を周りにばら撒き、ウイルスや花粉を除去してくれるものだ。
4. モバイル空気清浄機を使う
値段は張るけど効果は絶大。
主に会社で自分の席に置いて使うものだが、周囲にイオンを発生させるので花粉をシャットアウトする効果あり。
5.サプリを使う
あんまり人に教えたくないけど実はめちゃめちゃ効果がある。
そういう知る人ぞ知る系のサプリがある。
これはある地域に住む人に花粉症が少ないことからその地域で取れるじゃばらという青みかんに効果があるんじゃないかと注目されて作られたサプリ。
一時期テレビでも話題になりあっという間に売り切れたという。
6.花粉が少ない時期に行く
スギ花粉のピークは3月。アレルギーがスギのみの人なら4月に行けばマシになる。
ヒノキとかもある人はアウトだが、スギのピークよりは多少はマシだと思う。
また、夜は花粉が少ないのでちょっと遅めの夜に夜桜でお花見するのもいい。
昼間なら午後よりは午前の方が花粉が少ない。
あと天気が曇り空で湿度が高い方が花粉の飛びが少ない。
もしデートなら車の中からお花見しちゃうのもありだ。
まとめ
以上、お花見は花粉症の人にとっては基本的には避けたいものだが、これらの対策をすればだいぶマシにはなると思う。
花粉症でもお花見に行く人の健闘を祈る。
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