日光の紅葉時期の渋滞は半端ないことで知られています。
その理由は一方通行の山道「いろは坂」
このいろは坂が細くて一方通行なので一度渋滞に捕まると抜けられません。
そんな日光の紅葉時期の渋滞状況はどれくらいひどいのか、また渋滞を避けるにはどうすればいいのか解説します。
目次
日光の紅葉のピークの時期は?
写真のように日光の紅葉がピークになる時期は
10月中旬~下旬です!
10月上旬から少しずつ紅葉が見え始め、10月の中旬~終わりにかけてがピーク、11月上旬もまだ見れますがピーク時に比べると微妙になります。
このピークの時期の日光は混雑がひどく、いろは坂を中心に渋滞が半端ないことでよく知られています。
日光の紅葉時期の渋滞状況は?
では具体的に紅葉のピークの時期の日光はどれくらい渋滞するのでしょうか?
まず一番渋滞するのは紅葉のピークの時期である10月中旬~下旬にかけての土日です。
地元の人は口を揃えて「この時期に日光にいくのはやめておけ」とアドバイスするくらいです。
実際その通りなのでできるなら平日に行った方がいいです。
でもそうもいかない人が多いですよね。
で、この紅葉のピークの時期である10月中旬~下旬の日光がどれくらい渋滞するかと言うと・・・
日光の紅葉ピーク時期に日光に行った人のうわさ
- 渋滞でバスが動かなくなり、バスの運転手がバスから降りてバスの整備を始める
- バスの乗客のおばちゃんが途中で下りて徒歩に切り替える
- 日光に8時についていろは坂を登って中禅寺湖に着いたのは昼過ぎでした
- 紅葉を見るよりも渋滞地獄なのでドMの人にしかおすすめできません
- 1時間で1キロも進まない
- 朝の6時にはすでに渋滞してる
- 東照宮から中禅寺湖まで渋滞しなければ20分なのに4時間かかった
- 東照宮を見学してからいろは坂の先にある宿に行こうとしたら渋滞が予想外に長くて夕食の時間に間に合わなくなった
いろは坂はUターンできないのできつい
日光の紅葉を見学するために避けて通れないのがいろは坂。
なぜならこれ以外に道がないから。
そしてどちらも一方通行なので一度入ってしまうともう引き返すことはできません。
- 上りは日光東照宮~中禅寺湖の第一いろは坂
- 下りは中禅寺湖~日光東照宮の第二いろは坂
です。
渋滞にハマるとトイレ等に困るため仮設トイレが多く設置されますが、女子トイレは混むので車に乗る前にトイレは済ませておくべきですね。
紅葉時期のいろは坂の渋滞ピークは?
ではこの日光の渋滞の最難関であるいろは坂の渋滞ピークの時間帯はいつなのでしょうか?
第一いろは坂(上り) | 朝6~7時に渋滞が始まり、7~11時がピーク |
---|---|
第二いろは坂(下り) | 夕方15~16時に渋滞が始まり18時ごろがピーク |
です。
日光の紅葉時期の渋滞を避けるには何時に日光に到着すればいい?
普通に日光に紅葉見学に行こうと思ったらみんな大体7~10時くらいに第一いろは坂を登ろうとして17~19時頃に第二いろは坂を下ろうとします。
なので普通に行くと大渋滞に巻き込まれることは間違いありません。
だから渋滞を避けるために早めに行こうとして7時とかに到着してもまだ遅いです。
7時にはすでに渋滞が始まっちゃってます。
日光の紅葉のピークの時期は6時にはすでに渋滞が出来始める言われています。
だから日の出前(=5時台)にはすでにいろは坂を通過するくらいでないと渋滞は避けられないでしょう。
5時半くらいに到着すればなんとか渋滞に巻き込まれずに行けるかなといったところです。
しかしここまで朝早く行くのは近くに住んでる人とかでもない限り厳しいですよね。
地元民が語る日光の紅葉の渋滞回避方法とは?
日光の地元に住んでる人はいろは坂の渋滞状況をよくわかってるので対処法を知ってます。
彼らはどうやって渋滞を避けているのか。
ズバリ泊りがけ作戦です!
前日の夜に日光に到着して夜明けとともに活動開始するのです!
日光の紅葉を見学する人は普通
- 宇都宮方面から出発
- 東照宮付近観光
- いろは坂
- 明智平で休憩
- 中禅寺湖付近~奥日光散策
- 華厳の滝
- いろは坂を降りて宇都宮方面へ
↓
(日光東照宮、二荒山神社、日光輪王寺)
↓
↓
↓
(中禅寺湖、竜頭ノ滝、戦場ヶ原、湯滝、湯元)
↓
↓
というルートを取ります。
でもこの場合、最初に一番の奥にある奥日光に車を停めて仮眠。
日が昇ると同時に奥日光を観光。
奥日光にある湯滝、湯元、戦場ヶ原、、竜頭ノ滝等は特に時間に関係なく見学できるので朝の5時だろうが6時だろうが関係なく観光できます。
そして奥日光をある程度見学したら華厳の滝へ。
華厳の滝にはエレベーターがあり、営業時間が7:30~17:00
夜明けから奥日光を見学した後に行くとちょうどこのエレベーターの始発時間くらいになってるのでこれに乗り、華厳の滝を見学します。
その後は午前中のうちに第二いろは坂を下って日光東照宮とその周辺を観光。
そしてできれば午前中の間、遅くとも15時までには見学を終えて第二いろは坂を下ります。
こうすれば大渋滞に巻き込まれることなく日光の紅葉を見学できます。
夜明けとともに後ろから紅葉鑑賞することで午前中には日光の主要施設の観光をほぼ終えることができ、帰りの渋滞が始める前に変えることも可能です。
問題は前日夜に日光に行けるかどうかですね。
一人なら問題ないでしょうが、家族で行くとかになるとなかなか厳しいでしょう。
その場合はこちらの記事にも書いてますができる限り早めに日光に到着してここに書いた地元民と同じルートで見学するといいです。
日光の渋滞を避けるにはみんなと逆ルートを行け! 日光観光の裏ワザ
前日泊りがけパターンと比べると多少渋滞に巻き込まれますが
- 朝6時まで日光に到着する
- 日光東照宮を無視して第一いろは坂を一気に上り、午前中のうちに奥日光の紅葉を鑑賞し終える
- お昼前には第二いろは坂を下り、華厳の滝や中禅寺湖を観光
- 遅くとも15時までに第2いろは坂を下り、日光東照宮とその周辺を観光
このやり方なら第一・第二いろは坂の渋滞ピークを避けられるので、多少は渋滞がマシな状態で日光の紅葉観光ができます。
つまり日光の紅葉時期の渋滞を避ける方法は
- 前日泊りがけして夜明けから活動開始(奥から観光)
- 早朝夜明け前に日光に到着して普通の人と逆ルート(奥から)で観光
のどちらかです。
まとめ
以上まとめると
- 日光の紅葉時期の渋滞ピークはマジでやばい
- 特に一方通行のいろは坂の渋滞がやばい
- 渋滞を避けるために多少早めに行く程度では全然遅い
- 渋滞を回避するには早朝でも夜明け前には日光に到着するか前日泊りがけは必須
- どちらにせよ普通の人と逆に奥から観光した方が渋滞ピークは避けられる
この記事を読んだ読者が地獄と言われている日光の紅葉の渋滞を回避できれば幸いです。
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