入学式の服装について調べてたらあちこちでコサージュって言葉が出てきた。
そもそもコサージュって何なんだ?
本当につける必要あるの? つける理由は?
そんな疑問にお答えする。
目次
コサージュって何?
コサージュというのは花型の飾りで、基本的にスーツやドレスの左胸の胸元、鎖骨の辺りに女性がつけるもの。
コサージュをつけることで真っ黒なスーツや地味なデザインのドレスに少し華やかな印象を加えることができるアクセサリーのようなものだ。
また、コサージュをつけることで人の視線が上に向けられ、実態よりもスタイルをよく見せたり、背を高く見せたりする効果もある。
コサージュの花の素材は生け花が使われることもあるけど、布やシルク、レースでできた造花の方が一般的。
例を挙げると天皇が国民に手を振ってるときにつけてるイメージ。
あとは選挙に出る女性議員とか。
卒業式にこんな感じでつけさせられたりした人もいるんじゃないだろうか。
(出典:https://www.graduation.co.jp/items/2090177.html)
つまりコサージュはフォーマルな場で何かを祝うときにつけるものだ。
だから入学式や卒業式につける。
また結婚式では頭につけるヘアコサージュというのもある。
結婚式でつけるヘアコサージュはこんな感じ。
(出典:http://ohanatoouchi.com/?pid=93394341)
入学式のときにつけるコサージュはこんな感じ。
入学式にコサージュが必要らしいけど本当? つける理由は?
というわけで入学式や卒業式はお祝いの席なのでコサージュをつけるのは合理的。
といってもだから絶対つけないといけないわけじゃなく、つけない人もたくさんいる。
また、入学式や卒業式の服装はフォーマルと決まっているため、あまりおしゃれができない。
基本黒か白のスーツかワンピースになる。
でもこれだけだと地味。
特に黒は喪服っぽくなってしまう。
そんなフォーマルで地味な服に少しでも華やかさを持たせるという意味でコサージュが活躍するのだ。
なのでお祝いだからというよりおしゃれ目的でコサージュをつける人も多い。
でもコサージュはおばさん臭いというイメージがあって逆におしゃれ目的ではつけない人もいる。
実際のところ、入学式のコサージュつける人とつけない人の割合はほぼ半々くらい。
またこの割合も学校や地域によってばらつきがあり、ほとんどの人がしないという学校もある。
なのでコサージュをつけるかつけないかは完全にお好みでいいと思う。
ただし、つけてない人はつけてない人でネックレスで代用してたりすることが多いのでその場合は何かアクセサリーをつけるといいだろう。
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コサージュを使えば入学式と卒業式が同じ服で済む
こちらの記事でも書いているが、あまりお金を使いたくないため、卒園式・入学式卒業式ですべて同じ服で済ませたいと言う人も多いと思う。
卒園式と入学式と卒業式の母親の服 全部一緒で済ませたいなら何色?
でも特に卒園式はお別れをイメージした暗い色の服を選ぶ人が多いのに対し、入学式ははじまりをイメージした明るい色の服を選ぶ人が多い。
これを同じ服で乗り切るためにもコサージュが活躍するのだ。
同じ黒のスーツでも卒園式では地味な色のコサージュ、入学式では華やかな色のコサージュをつける。
実際に卒園式用と入学式用でスーツを2つも買うのはもったいないし、コサージュを使うことでスーツを1つで済ませるというのは節約になっていいと思う。
ただ、コサージュは何色でもいいというわけではなく、入学式などのフォーマルな場ではNGな色がある。
- 黒
- 原色
- 金
- 濃い紫
- 派手すぎるもの
基本、ピンクや水色、ベージュなど薄い色を選べばOKだ。
また、色的には大丈夫でもあまりにも派手なデザインのコサージュは入学式などのフォーマルな場に向かない。
ちなみにコサージュの付け方についてはこちらの記事を見てほしい。
コサージュの付け方 位置は左右どっち? 高さは? 花と茎の向きは?
まとめ
- コサージュとは主に胸につける花型のかざりのこと
- 入学式や卒業式ではコサージュをつける人が多いがつけない人も結構いるしつけるかどうかはお好みでいい
- コサージュをつける人は大体フォーマルな服を少しでも華やかに見せたくてつけていることが多い
- コサージュを使うことで卒園式・入学式・卒業式で同じ服を使いまわすことも可能
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