年賀状が想定外の人から来て慌てて書くケースは非常によくあることだと思う。
そんなとき、ついお詫びを添えて書こうとしてしまうかもしれない。
だが、そんな必要はない。むしろお詫びは失礼にあたるのだ。
目次
目上の人への年賀状でお詫びは厳禁
新年のあいさつというのは本来目下の人間が目上の人間の元を訪れて挨拶しにいくもの。
「目下→目上」という順番が重要なのだ。
これがお詫びを書いて自分が遅れて年賀状を出しましたということを相手に伝えてしまうとどうなるかというと
「目上→目下」の順番で年賀状をやり取りしたことが相手にはっきりと知られてしまう。
これは大変失礼に当たる。
だから年賀状をこちらから出していなかった目上の人から年賀状が来てしまった場合、絶対にお詫びを書いてはいけないのだ。
遅れたのは郵便局の事情のせいにするかあなたがそもそも年賀状を年末までに書かない習慣の人という体にするか。
どちらにせよ目上の人が先に出したことに対して、あなたが後から書きましたというニュアンス事実が伝わってしまう書き方はNGだ。
目上じゃなくても失礼は失礼
お詫びを書くということ自体がそもそも失礼になる。
なぜなら
あなたは後から書いた
つまりあなたの方が偉い
日本の常識だとどうしてもこんな風に解釈されてしまうからだ。
だったら初めからお詫びを書くことで「私が後から書いたんですよ」と相手に伝えない方がいい。
たまたま郵便局の事情であなたの方が遅れて届いたという体で行く方が100倍マシなのだ。
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そもそも年賀状にお詫びを書くことが間違ってる
実際年賀状を書くのが少し遅れたぐらいで何だ?
年賀状というのは1/1~1/7までに届けばいいものだ。
世間では年末までに書いて出すことが正しいという認識があるが、これはただの世論だ。
1/1に書いて出しても何も問題はないはずだ。
なぜなら期間が1/1~1/7なのだから。
よく考えれば遅れたという罪悪感を持つ必要はない。開き直ろう。
そして年賀状の役割というのが新年を祝福する挨拶である以上、お詫びなんてネガティブなことを書くべきじゃない。
相手のお祝い気分を害してしまう。
まとめ
- 目上の人にお詫びは厳禁
- 目上じゃなくてもお詫びを書くことは失礼
- そもそも年賀状にお詫びを書くという概念が間違ってる
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