東京で一人暮らしを始める人は多い。
でもそんなとき、隣近所に挨拶する必要はあるのか?
この記事では、一人暮らしのでアパートに引っ越した人の挨拶が必要かそうでないかを議論する。
目次
引っ越しの挨拶は一人暮らしなら必要ない?
一人暮らしの引っ越しの挨拶に関するアンケートを調べてみると、しない人が50%以上。
また、都市部、地方部における地域コミュニティの衰退 – 国土交通省を見るとわかるように、
単身者の70%は近所付き合いがほとんどない
ワンルーム共同住宅居住者に至っては86%が近所付き合いがほとんどない。
以上のデータから見て、一人暮らしなら挨拶はしない人の方が多く、必要ないといっていいだろう。
といってもしてる人もいるのでしちゃいけないというわけじゃない。
あくまでしない人の方が一般的ということだ。
これは全国のデータらしいけど基本的に都市部の人ほど挨拶せず、田舎の人ほど挨拶する傾向があるので田舎住みならした方がいいケースもある。
また一人暮らしばかりのアパートだとインターホンを押しても居留守を使う人も多く(特に大学生)、挨拶しようとしてもできないなんてケースもある。
なので大学生の一人暮らしの場合は基本的に挨拶しなくていいと思う。
スポンサーリンク
一人暮らしでも挨拶した方がいいケースもある
挨拶をするかしないかで変わってくるのことは2つ。
- 騒音などのトラブルがあったときに円滑にコミュニケーションが取れるか
- いざというときの助け合いができるかどうか
1.騒音などのトラブルがあったときに円滑にコミュニケーションが取れるか
例えば子連れで子供がうるさくして迷惑かけるかもしれないようなケースのときには絶対した方がいい。
では、一人暮らしならどうか。
ここは判断が分かれるところだと思う。
実は私も3階に住んでいて、真下の住人に一度騒音で怒鳴り込まれたことがある。
その人は短気で、大家に言いつけてやると脅してきた。
別に心当たりはなかったのだが、こういうこともあるのだ。
入居時に挨拶していればこういうときのコミュニケーションがだいぶ楽になるだろう。
挨拶していないと普通に怒鳴られて最悪の場合、大家に通報されてしまう。
私の場合は経験ないがひどい人は壁ドンとか天井ドンとかしたりする人もいるらしい。
まぁ騒音立てなければいいだけの話なんだけど、もしあなたがアパートで筋トレするなりなんなりで、何かしら騒音を立ててしまう可能性があることを自覚しているなら挨拶しておいた方がいい。
それも両隣だけでなく上下の部屋に。
2.いざというときの助け合いができるかどうか
地震とか火事とか水害みたいな災害が起きたときに協力しあえるかどうか。
こんなときは挨拶していて顔見知りかどうかは結構重要だ。
といってもそういう自然災害ってそうそう起きるものじゃないし、アパート一人暮らし歴6年の私は特に助け合いの必要性を感じたことはない。
でも地震の多い地域とか津波の被害に遭いやすい地域とかに住むんだったらした方がいいだろう。
地震や家事といえば、最近新潟でラーメン屋が起こした突発的な火事で144棟もの住宅が焼けた。
こんなことめったにないとは思うけど起きるときは起きるのだ。
こういうときにアパートの住民に挨拶していて近所付き合いがあると助け合いができる。
また、何か病気を持っていて救急車を呼ぶ事態となり、動けなくなったとか、強盗に襲われたとか、そういうときに隣の部屋をどんどんして助けを求めるなんてこともあるかもしれない。
まぁほぼないと思うけど、そういう病気持ちの人はしておいた方がいいだろう。
一人暮らしアパートでも廊下ですれ違いのときは挨拶する
忘れがちだけど入居時に挨拶していなくてもアパートの廊下などではち会ったときは挨拶する人が多い。
なのでそのときは「こんにちは」と言うか会釈するかくらいはしよう。
会ったこともない人にこれをやるのが気持ち悪いと言う人はあらかじめ入居時に挨拶しておくことをおすすめする。
ただしこれは学生とか若い人はしない人が多く、おじさんはする人が多い。
なのであなたが大学生で学生しかいないアパートに入居するんだったらあんまり気にしなくていい。
もし社会人ばっかのアパートに入居するならこういう日常での挨拶は必要だと思っておいた方がいい。
まとめ
- 単身者でアパートに引っ越したときに挨拶しない人が半分以上
- 基本的に一人暮らしでアパートへの引っ越しなら挨拶はいらない
- もしあなたが騒音を立てる可能性があるならしておいた方がいい
- 挨拶しなくても日常生活では困らないが、挨拶しておくといざってときに助け合いができる
- 社会人は正式な挨拶はしてなくても会ったら挨拶するのが普通。学生や若い人はこれもしない
スポンサーリンク