あなたの会社ではバレンタインに女性社員が男性社員に義理チョコを配る習慣があるだろうか?
今は配らない女性社員が多数派だという。
実際会社で義理チョコを配る習慣って必要なのだろうか?
目次
会社のバレンタインの義理チョコに対する女性社員の本音
マイナビニュース会員のアンケート「職場の男性にバレンタインチョコレートを配りますか?」という質問に対する回答。
はい 28%
いいえ 72%配る派
「嫌だけど恒例だから」
「毎年の習慣だから」
「職場のしきたりみたいになっているから」
「お局様が仕切っているので、従わざるをえない」
「やめたいけどお局がうるさいからしかたなくあげてます」
「自分ではなく、職場の女性陣の方針」
「お返し目的と、女子に配るのに他に配らないのも悪いので」
「お世話になっている気持ちを気軽に伝えられるから」
「日頃の感謝のため」配らない派
「配りたい男性がいない」
「義理だと負担になるから」
「お返しがたいへんだから」
「面倒だから。男性にもお返しの気を遣わせるのが悪い」
「義理チョコを送るとお返しを期待してしまうので、気を使いたくないから」
「職場で禁止になったので」
「無駄な金を使いたくないから」
「義理チョコ自体くだらないと思うので」アンケート対象:マイナビ会員女性150人
(引用元:マイナビニュース)
配らない派の方が圧倒的に多くてかつ、配る派の意見にネガティブなものが多い・・・。
一応肯定的な意見を見てみると、お世話になってる気持ちを伝える、日頃の感謝の気持ちを伝える、という意見がある。
これは立派な理由だ。
でもそうは思ってない人の方が多数派なようだ。
しかもこれ全部女性の意見。
配る派の75%くらいが本当は嫌だけど仕方なく配ってそうな雰囲気だ。
とすると実質バレンタインに職場の男性にチョコを配ることに対して
肯定的な人の中でネガティブな意見の人 28% × 0.75=21%
否定的な人 72%
バレンタインに義理チョコを配ることに否定的な人の割合
72% + 21%=93%
もはや絶望的な数字だ。
女性の本音=「会社でバレンタインに義理チョコを配るのはもうやめたい」
という女性社員の気持ちが数字ではっきりわかると思う。
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会社で配る義理チョコに対する男性社員の本音
職場で女性社員がみんなでお金を集めて義理チョコ買ってきたときの男性社員の反応
「・・・お返しめんどくさ」
こういう職場が多いらしい。
女子社員が全員でお金を出し、そのお金で新人社員がチョコレートを買いに行き、配る。
つまり女子社員全員で男性社員のために義理チョコを買い、「女子社員一同からです」と言って配るのだ。
これに対して男性社員は「ありがとう」と社交辞令を言って受け取りつつ、ホワイトデーのために女性社員がやったことと同じことをして男性社員全員からお金を集め、新人社員がそのお金でチョコ、またはクッキーなどのプレゼントを買って女性社員全員に配る。
ちなみにホワイトデーは3倍返しという言葉があるため、バレンタインにもらったチョコよりも多少値段の高いお返しをすることが求められる。
男性社員はバレンタインにチョコを受け取る際、絶対に内心「お返しめんどくさ」と思ってるに違いない。
女子社員全員分の義理チョコを男性社員に渡す
ホワイトデー
男性社員全員分の義理チョコ or クッキーを女性社員全員に渡す
ぶっちゃけここに男女の気持ちの交流などは何もない。
ただ義理だから仕方なくやってるだけ。
女性社員はみんなやめたいと思ってるけどなかなか言い出せず。
男性社員は女子社員がやめなければ自発的にはやめることができない。
ちなみに男の本音としてもらって嬉しいかどうかだけど、全然嬉しくなく、むしろ迷惑だ。
個人的にもらえたら嬉しいけど全員に配るチョコもらっても
「チョコのおいしさ」<<<「お返しめんどくさ」
が本音。
お返しを買うための段取り考える上司にとっても買いに行かされる新人にとっても迷惑だし、そもそも女性社員だってめんどくさいなと思いながらやってる人も少なくない。
これ、誰も得しないよね・・・。
というわけでこの職場の全員でバレンタインチョコを用意するのはかなりめんどくさいだけで無駄な作業であり、バレンタインにチョコを渡すのを禁止する会社が出てくるのも頷ける。
そんな習慣、さっさと廃止してしまうのが賢いやり方だと思う。
バレンタインは個人対個人でやればいい
そもそもバレンタインというのは個人のやりとりだったはず。
本来受け身である女性が自分から動くときの唯一の手段。
それが本物の純粋なバレンタインというものだ。
それが今では同性にチョコを渡す友チョコが一番人気。
バレンタインは女性の繊細な恋心をくすぐるイベントからただのお祭り行事に成り下がってしまった。
ただでさえ価値観の低下したバレンタインを誰も得しない職場の「義理チョコ」 vs 「お返しの義理チョコ」でさらに下げなくてもいいと思う。
バレンタインって英語だけど英語では「Be my Valentine」って表現があって直訳すると「僕のバレンタインになって」だけど意訳は「僕の恋人になって」だ。
Valentineという言葉が恋人の象徴だから。
で、「Be my Valentine」は欧米での愛の告白に使われるセリフ。
それだけバレンタインが恋人を象徴した日である証拠だ。
バレンタインデーは1年にたった1回の恋人の日。
それを不毛な義理チョコ合戦に当てるのはもったいない。
強いて言うなら同じ部署の人にだけ配るのはあり
ただ人によってはこういうイベントが好きでチョコを配りたくなってしまう人もいるかもしれない。
そういう女性は一定数の割合で存在すると思う。
そういう人は、同じ部署のお世話になってる人に日頃の感謝の気持ちとして渡せばいいと思う。
ただし、条件がある。
- チョコは個人で買うこと
- 配る範囲はできる限り狭めにすること
つまり女子社員一同から渡すのではなく、個人で同じ部署の男性社員全員に渡すのだ。
たとえるならお土産を買ってきて渡すのと同じこと。
これならまず他の女子社員の迷惑にはならない。
そして男性社員もこういう渡し方をされると無理してお返しする必要性を感じないため、負担が少ない。
つまり、バレンタインに個人で部署全体に対して義理チョコを配った場合、お返しをもらえない可能性がある。
でも周りにほとんど迷惑をかけずに済む。
そして見返りなしで渡すのだからそれは一方的な感謝の気持ちとか、いつもお世話になってますという気持ちで渡し、絶対にホワイトデーのお返しを期待してはいけない。
この配り方であれば誰にも迷惑を掛けないので問題ないだろう。
まとめ
- 今職場の男性にバレンタインチョコを配る女性は少数派
- 女性の大多数の本音=「会社でバレンタインに義理チョコを配るのはもうやめたい」
- 職場では「女性全員で義理チョコ」を渡し、「男性全員でお返し」パターンが多い
- 職場で義理チョコもらった男性社員の本音=「お返しめんどくさ」
- 会社のバレンタインの義理チョコ合戦は誰も得しない
- バレンタインは個人対個人でもっと神聖にやるべき
- どうしても渡したい人は個人でチョコを買って部署の男性全員に配り、お返しを期待しないこと
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