面接でマスクは失礼? 面接中や就活中にできる花粉症対策は?

年々花粉症の人口は増え、今では全国民の30%以上が花粉症。

それでも面接みたいな大事な場面ではやっぱりマスクは外すのがマナー?

この記事では面接中のマスクがありかなしかの疑問、就活中の人が面接や就活中にできる花粉症対策を紹介する。

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目次

面接でマスクは失礼? しちゃいけない理由

結論から言えば面接でマスクを着用することは失礼に当たる。

失礼かどうかもあるが他にもしちゃいけない理由がある。
 

マスクしちゃいけない理由1. 面接官が適切な面接をできない

面接というのは面接官があなたの人となりを見るために行うもの。

マスクで顔を隠してしまったら表情がわからず面接官は困る。

人は見た目が9割と言われるように、面接においては顔の表情を見ることが相手を判断する上でかなり大きなウエイトを占めるはずだ。
 

またマスクをしていると声がこもって聞き取りにくくなる。

これは面接においてかなり不利になることは間違いない。

ここまではマスクによる面接の実害的な部分の話だ。
 

マスクしちゃいけない理由2. 目上の人との面接でマスクをするのはマナー違反

ここからはマスクのマナーについて。

マスクを日常的にしている人からしたらわかりにくいかもしれないが、昔から面接に限らず目上の人と1対1で話すような場面ではマスクをすることは失礼に当たると言われてきた。

今でも基本的に就活中の面接などの場面でマスクをしているとマナーがないとか、非常識だという印象を与えてしまう可能性が高いと思う。
 

これはなぜか?

それはマスクが表情を隠せることにあると思う。

マスクをしていない人は相手に顔(表情)を晒している。
マスクをしている人は相手から顔(表情)を隠している。

これを言い換えると

マスクをしている側:相手を自由に観察できる
マスクをしていない側:自分は相手をの表情を観察できないのに相手からはこっちの表情を観察されている。

 

で、立場が上の人からすると下の立場の人がマスクをしていることが

ふんぞり返ってこちらを見下している

ように感じる。
 

これはマスクをしていない側の気持ちを極端に表しただけだが、これでなんとなくでもマスクをして目上の人と話すことがなぜ失礼に当たるのか理解してもらえると思う。
 

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マスクなしで面接中はどうする?

つまり花粉症でも就活の面接中はマスクは外さなきゃいけないわけだ。

では、花粉症の就活生はどうやって面接中に鼻水が出るのを防げばいいのか、また出ちゃったときはどうすればいいのか、対策と対処法を解説する。
 

1.ポケットにハンカチかティッシュを入れておき、いざというときは使う

面接中はできる限り鼻水をこらえよう。

それでも垂れてしまいそうになったときは仕方ない。

「失礼します」

または

「花粉症なので失礼します」

と一言断ってから鼻をかもう。
 

このときポケットティッシュだとガサゴソして面接を中断してしまう時間が長くなるのでおすすめはハンカチ、または箱ティッシュ数枚ポケットに入れておくこと。
 

2. 花粉症の症状がひどいときは面接をリスケジュールする

面接をリスケジュールするのは相手の会社に失礼で不利になるのでは?と思うかもしれないが、体調不良が理由のリスケジュールなら相手企業も理解してくれる。

鼻水だらだら、目は充血、みたいなひどい状態で面接を受けるぐらいならリスケジュールした方が何倍もマシだ。
 
ただし、花粉症が比較的最近広まった病気であること、花粉症の症状は人によって個人差が激しいことから、花粉症がひどい状況を説明したとしても、担当者が花粉症の症状のひどさを理解してくれない可能性がある。

その場合、「花粉症くらいでリスケするやつなんて使えない」と思われてしまう可能性がある。

なので体調不良の詳細は花粉症によるものではなく、熱があるとか、風邪がひどく悪化しているとかにしておいた方がいい。

3.ぶっちゃけ緊張してれば鼻水は出ない

経験があるかもしれないが人は緊張すると鼻水が止まる。

これは副交感神経の働きによるもの。

なのでたとえ面接前に鼻水だらだらだったとしても面接が近づいて緊張してくるといつの間にか鼻水が止まってたりする。
 

私も重度の花粉症だが、今まで面接や部活の試合みたいな緊張する場面では鼻水が不思議なくらい止まった。

といっても花粉症と合わせて風邪を引いてる時など緊張しても鼻水が止まらないときもあるにはあるので過信しないように。

就活中にできる花粉症対策

ここからは面接中に限らない就活中の花粉症対策。

主に自宅から面接会場までの移動時の花粉症対策を解説する。
 

1. 直前までマスク

面接中はマスクを外すべきだが面接の部屋に入るまでの待機時間などはつけていても問題ない。

ぎりぎりまでマスクで鼻を温めておくと鼻の調子がよくなるのでおすすめだ。

ただし、間違ってもマスクを外し忘れることがないよう気を付けよう。
 

2. 花粉ガードスプレーで全身をコーティング

外出時の花粉対策としては基本はマスクだが、マスク以外にやった方がいいことが1つある。

それが花粉ガードスプレーで全身をコーティングすること。
 

花粉ガードスプレーというのはイオンや静電気の働きで花粉が身体に反発するようにしてくれる働きがある。

効果はまちまちだがつけないよりはつけた方が確実にマシになると思う。

顔・髪用花粉ガードスプレー

服用花粉ガードスプレー

3. 鼻にワセリンを塗っておく

ワセリンには粘膜の保護効果、花粉をキャッチして鼻の奥に花粉が入るのを防ぐ効果がある。

2chなどでもかなり効いたという声が多い。1度騙されたと思って試してみるといい。

まとめ

  • マスクして面接はなし
  • 花粉症の人は面接中ハンカチかティッシュを用意しておき、いざというときは「失礼します」と言って鼻をかむ
  • 緊張すると鼻水は止まる
  • 花粉症の就活生は就活中はマスクの他に花粉ガードスプレーやワセリンなどで花粉をガードしよう

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