前日の夜に炊いたご飯を翌日弁当に入れることってよくありますよね。
でもご飯は冷蔵するとまずくなります。
これはご飯の主成分であるデンプンが冷蔵庫の温度で劣化してしまうためです。
かといって一度炊いたご飯は常温では長く持たないから、冷蔵か冷凍で保存するしかありません。
その上で前日作り置きしたご飯をおいしくするための良い方法ってないでしょうか?
目次
ご飯を前日作り置きして弁当に入れるときにおいしくする方法
基本的にご飯は冷蔵保存より冷凍保存の方がおいしいです。
冷蔵するとご飯のデンプンの劣化が進みやすいですが、冷凍してしまえばそんなに劣化が進まないですからね。
前日作り置きしたご飯を冷凍した場合と冷蔵した場合で、それぞれどのように保存すると味が落ちずに済むのか解説します。
冷凍の場合
- 炊きたてのご飯を1食分、保冷剤の上に置いたラップに乗せて一気に冷ます
- 十分冷めたらラップで包んで冷凍庫に入れる
- 朝レンジでチンして熱々にする
- 熱々のご飯を軽くほぐしながら弁当箱に入れる
- 蓋を開けたまま保冷剤の上に乗せて一気に冷ます
冷凍の場合、これがベストな方法です。
レンジでチンしたご飯は冷めるのに時間がかかるので保冷剤を使います。
冷蔵の場合
どうしても冷凍が無理で冷蔵するしかない人は以下の方法のうち、どちらかを試すと良いです。
- レンジで温めるときに軽く蒸す
- ご飯を炊くときに油と塩を入れる
レンジで温めるときに軽く蒸す方法
- 大きめの耐熱ボウルか耐熱皿の底全体を水で濡らす
- 冷蔵庫から出したご飯を入れ、フタをかぶせて熱々にチンする(ワット数は強い方がいい)
- 炊きたてのご飯と同じようにしゃもじで軽くほぐして空気を入れる
- 熱々のご飯を弁当箱に入れ、フタを開けたまま保冷剤の上に置いて冷やす
水を使うことで蒸らす効果があり、炊き立てに近い状態を再現できます。
ご飯を炊くときに油と塩を入れる方法
- 普通に米を研いで水を入れる
- そこに油をほんの少し垂らし、塩を一つまみだけ振りかける
- 普通に炊く
これで冷めても冷蔵庫に入れて保存してもおいしいご飯の出来上がり!
実はコンビニ弁当のご飯には油と塩が混ぜられています。
油と塩を混ぜるとコンビニ弁当のご飯みたいに冷めてもおいしく、温めてもおいしいもちっとしたご飯に炊けるんです。
この方法で炊けたご飯は冷蔵でもおいしいので翌朝冷蔵庫から出してそのまま持っていっても大丈夫です。
基本は冷凍の方がおいしいけど冷蔵する場合でもこんな方法を使えばかなりおいしくなりますよ^^
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ポイントは冷凍にせよ冷蔵にせよ、保冷剤で冷ますこと
ご飯って保温性が高いんですよね。
1つ1つの米粒がベタベタくっついてるからなかなか冷めてくれません。
炊飯器を保温にしなくても1時間くらいは余裕であったかいまま食べれるくらいです。
そんな冷めにくいご飯を冷やすには工夫が必要です。
昔の人はうちわとかで冷ましてたらしいけど今は保冷剤という便利なものがあります。
100均で買えるので買ってしまいましょう。
そしてご飯を冷ますときは弁当箱に入れたご飯を保冷材の上に置くといいです。
ダメな例
- 炊きたて熱々のご飯を冷まさずに冷蔵庫や冷凍庫に入れる
- 朝レンチンして温めたご飯えお冷めきれないうちに持っていく
このように中途半端に加熱して結露を発生させるよりは普通に冷蔵庫に入れて冷えたご飯をそのまま持っていく方がマシですよ。
会社に電子レンジがあるなら朝レンチンしなくてもいい
会社によっては電子レンジが置いてあると思います。
その場合、自宅でレンチンしてから持っていく必要はありません。
会社でお昼に温めればいいからです。
朝レンチンして冷ますプロセスは大変なので会社に電子レンジがあるとめっちゃ便利ですね。
まとめ
- ご飯を前日作り置きして弁当に入れる場合に味を落とさないベストな方法は冷凍しておき、朝熱々にレンチンしてから保冷剤で急速に冷ますこと
- 冷蔵の場合、味が落ちるけど当日レンジで水を浸かって軽く蒸すか、ご飯を炊くときに油と塩を入れればおいしくなる
- ポイントは熱々のご飯を保冷剤で冷ますこと
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