冬の米とぎはつらい。水で手が凍りそうになる。
だが実は米は正しくとげば実はそんなに冷たい思いをしなくてよかったのだ。
「五ツ星お米マイスター 西島豊造さんの 炊飯器でのお米の炊き方」から学ぶ正しい米の研ぎ方を紹介する。
目次
冬の米とぎがつらいのは米をとぎすぎているから
あなたはお米をどれくらいといでいるだろうか?
水が濁らなくなるまで。って人が多いと思う。
私もそうだった。
実際お米の米袋に書いてある正しい方法だと結構とがなきゃいけないんだなと思うのが普通だと思う。
だから私も自分はサボってる方だと思ってた。
でも実は違ったのだ。
この動画を見てみてほしい。
お米をおいしく炊くプロの五ツ星お米マイスター 西島豊造さんが言うには、お米がおいしく炊けない最大の原因が米をとぎすぎることにあるそうだ。
米をとぎすぎると、米の表面に傷がつき、べとべと感や口当たりのざらざら感が出てしまう。だから優しく丁寧に、でも素早くとぐことが大事。
正しいお米のとぎ方は「とぐ」よりも「すすぎ」がメイン
正しいお米のとぎ方
2回すすぐ
↓
20回転くらいとぐ
↓
2回すすぐ
2回すすぐ
↓
20回転くらいとぐ
↓
2回すすぐ
↓
10回転くらいとぐ
↓
2回すすぐ
「すすぐ」と「とぐ」は全然違う
普通の人がイメージしてる米とぎは「とぐ」だけだと思う。
でも実はほんとの米とぎはすすぐ4回、とぐ1回と、すすぐ方が多いのだ。
すすぐってのはどういうことかというと米に水を入れて軽く混ぜてすぐ捨てる。
このとき米にはほとんど触らず、どちらかというと水の勢いですすぐ。
で、シャカシャカやるのを「とぐ」というのだが、これは新米の場合は1回でいい。
その代わりとぐ前後にすすぎを2回ずつやる。
この手順の中でポイントは冷たい水に手を晒す時間がかなり短いことだ。
すすいでるとき
あまり米に触れてないのでそんなに冷たくない。
といでいるとき
米をとぐときは2回すすいだ後、すすいだ水を捨ててほとんど米だけになった状態でとぐ。
水の中に手を入れるのではなく水分を含んだ米の中に手を入れてるだけ。
だからといでいるときでさえ、そんなに冷たくない。
つまり、正しい米とぎを行えばあまり冷たい思いをしなくていい。
逆に今まで私たちがやっていた間違ったやり方(水をたっぷり入れた状態で米をとぐこと)が冷たくて冬の米とぎがつらいと感じる原因だったのだ。
スポンサーリンク
まとめ
- 私たちの米のとぎ方は間違っていた
- 米はとぐよりもすすぐのがメイン
- 米は正しい研ぎ方をすればあまり冷たい想いをしなくていい
スポンサーリンク