夏祭りの屋台に行くと必ずあって人気なのがブルーハワイ味。
鮮やかな青色で見た目からしておいしそう。
でもブルーハワイって何味なの?
食べてみてもラムネなのかソーダなのかいまいちよくわからないんだけど、とりあえず甘くておいしく、かき氷の中でも定番だ。
そんな何気なく食べてるブルーハワイが本当は何味なのか、また名前の由来はなんのか調べてみた。
目次
かき氷のブルーハワイは何味なのか?
調べた結果、かき氷のブルーハワイ味は・・・
製造メーカーによって異なることが判明した。
んなアホなって話だけど実際そうだったのだ。
メーカーによって異なるブルーハワイ味も大きく分けると味は3種類
- ラムネ味
- ソーダ味
- 柑橘系の味(ピーチ味だったりフルーツミックスだったり)
こうして見ると確かにそんな感じの味だったような。
普通のかき氷はいちご味やレモン味、メロン味など、果物そのままの味なのに対し、ブルーハワイは例外だ。
でも屋台に並んでるかき氷のブルーハワイは食べてみないと何味かわからない。
でもあの鮮やかなブルーは見た目がおいしそうなので本当の味がなんなのかって実はあまり気にならないのかもしれない。
しかしそもそもなぜ、ラムネならラムネ味、ソーダならソーダ味などとせずにわざわざブルーハワイ味にしてしまうのか。
それはおそらく売れるからだろう。
ブルーハワイ味はかき氷屋で1、2を争う人気の味だ。
夏といえば海。海といえばハワイ。
ブルーハワイはそんな夏のイメージにぴったりのネーミングだ。
そして名前だけでなくあの鮮やかなブルーはハワイのきれいな海や空を連想させる。
またかき氷のクラッシュアイスは海の波しぶきを連想させる。
つまりブルーハワイは人の五感を刺激し、見た目で売れてる商品なのだろう。
見た目がよければ味もおいしく感じるのが人間の心理だから。
実際私も子供の頃はなぜか味がよくわからないけどおいしそうなブルーハワイを頼んでいた。
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かき氷のブルーハワイの名前の由来はなんなのか?
ブルーハワイは非常にいいネーミングだが、そもそもこの名前はどこから来たのだろうと思って調べてみた。
結果、ブルーハワイはなんと元々はカクテルの名前だった。
実際Wikipediaではブルーハワイをカクテルとして解説してる。
カクテルのブルーハワイはブルーキュラソーという青色のシロップを使って作られる。
ブルーハワイのレシピは、
- ラム 30ml
- パイナップルジュース 30ml
- レモンジュース 15ml
- ブルーキュラソー 15ml
ブルーキュラソーはオレンジの果皮をアルコールと一緒に蒸溜して作ったものだが、完成したブルーキュラソーにはアルコールが含まれてないので、これをそのままかき氷シロップにもできる。
ただそれだと甘味が弱いのでガムシロ足した方がいいけど。
で、かき氷用のブルーハワイシロップはブルーキュラソーとはまったく関係なく、糖類や香料、酸味料、増粘剤、合成着色料などが混ざって作られるもの。
ぶっちゃけ添加物だらけで体には良くなさそうだけど、かき氷のシロップなんてそんなものだ。
カクテルのブルーハワイの由来は?
ブルーハワイは1961年に公開されたエルヴィスプレスリー主演の映画、「ブルーハワイ」からとった、という説が広まってるけどどうやらこれは違うらしい。
本当は1957年にハワイの伝説のバーテンダー、Harry Yeeさんによって作られたカクテルで、ブルーハワイという名前を考案したのも彼だそうだ。
Yeeさんが営業担当に青色のキュラソーリキュールからカクテルを作ることを依頼され、作ったのが始まり。
そして「ブルーハワイ」という映画もこのカクテルにちなんでつけられたタイトルで元ネタはカクテル。
なぜ偽ネタが広まってしまったのかは不明だがとにかくブルーハワイは元々カクテルの名前だったってことだ。
まとめ
- かき氷のブルーハワイの味はメーカーによって違うが、主にラムネ、ソーダ、柑橘系の3種類
- ブルーハワイは名前と色だけでおいしそうなので見た目で売れてるものと言える
- ブルーハワイの由来はカクテル
- カクテルのブルーハワイの名前は伝説のバーテンダー、Yeeさんがつけた
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