新入社員で会社に入ったとき、いつも迷うのが挨拶すべき範囲。
全員にするのが理想的?
同じ部署の人だけ?
この記事では職場の挨拶の範囲や、帰宅時の挨拶の言葉、挨拶しても返事がない理由について解説する。
目次
職場の挨拶はどこまですべきか?
これはぶっちゃけ会社によりけりなので周りに合わせるのが無難。
ただ問題は周りがみんな挨拶してなくて、でも新人のうちは挨拶しようねという体質の場合。
また出勤時間が割と自由出勤だったり、みんな残業していたりする中、新人は定時ぴったりでみんなより先に帰らなければいけない場合。
こういう場合はどうすりゃええねん!って話だ。
周りを見習おうにも周りがやってないんじゃ見習いようがない。
だからって挨拶しないと「新人のうちくらいちゃんと挨拶しろと怒られる」
困ったもんだ。
また後者の新人のうちに一番早く帰るから周りがどうしてるのかわからないというケースも非常に多いと思う。
そんなときは新人教育担当の人にどうすればいいか聞けばいい。
それでも教育担当の人がちゃんと教えてくれなかったり、聞きづらいという人は一般的な職場の例を見習おう。
参考までに一般的な会社がどんなふうに挨拶しているのかを挙げておく。
大きな職場(従業員30人以上)
大きな職場は大体この3種類。多いのは1か2。
- 両隣の人、または1つの席の島の人にだけ挨拶する
- 同じ部署の人や席が近い人にだけ挨拶する
- 自分の席から部屋の出口までに通りがかる席の人全員に挨拶する
小さな職場(従業員15人以下)
入口で全員に聞こえるように挨拶する。
小さな職場の場合はちょっと恥ずかしいかもしれないががんばって大きな声でみんなに聞こえるように挨拶しよう。
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職場での帰宅時の挨拶の言葉は?
職場での帰宅時の言葉はバイト経験のある人なら問題ないと思う。
ていうかバイトと一緒でいいの?
いいのだ。
会社もバイトも帰宅時の挨拶の言葉は変わらない。
「お先に失礼します」
がもっとも一般的な言い方。
これが一番丁寧なので新人のうちはこれでいくといい。
慣れてきたらちょっと砕けて
「お疲れ様です」
「お先です」
となどと言ってもいい。
「お疲れ様です」は基本は「お先に失礼します」と言って帰る人に返す言葉なのだが、自分が帰るときに使っちゃう人も多い。
厳密には「お疲れ様です」は違うかもしれないが周りがそう言ってるなら合わせてしまっていいだろう。
挨拶しても返事がない理由 返事がなくても挨拶し続けるべき?
基本的には誰かが
「お先に失礼します」
と言って席を立ったら
「お疲れ様です」&「お疲れ様です」
と周りが言うのが普通の健全的な職場だ。
でも誰も「お疲れ様です」と返してくれない職場も少なくない。
この挨拶しても返事がないのはなぜなのだろうか?
それは日本の文化に
挨拶は目下→目上にするもの
というのがあり、目上の立場の人は目下の立場の人に挨拶する必要はない、という文化が根底にあるからだと思う。
でもこんな文化を価値観として持ってるのはおそらく年配の人か体育会系出身の人ぐらいで、普通の人は目上・目下関係なく挨拶されたら返すという価値観のある人の方が一般的だと思う。
もしあなたがそういう職場に当たってしまったなら、運が悪かったということだ。
そういう職場では目下の立場なら挨拶するのが当たり前。目上の立場はしないのが当たり前だ。
だからこういう職場では挨拶しても無視されるからと言って挨拶するのをやめると怒られる。
文化というのは根強いものなので新人のうちは諦めて無視されても挨拶し続けるしかない。
それがどうしても嫌ならやめちゃえばいい。
まとめ
- 職場の挨拶の範囲は周りに合わせる。周りがどうしてるかわからないうちはどうすべきかっ教育担当の人に聞く
- それでもわからなければ一般的にな会社の例に従う
- 帰宅時の挨拶は「お先に失礼します」が基本
- 挨拶しても返事がないのは文化的なものなので新人のうちは無視されても挨拶し続けるべき
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