雨に濡れた犬ってなんでこんなに臭いの?
室内犬を飼ってる人なら、何度もこの臭いにうげってなってると思う。
私もあの匂いは何度嗅いでも臭かった。
この記事では、雨に濡れた犬が臭い理由と、雨の日の散歩後の臭い対策を解説する。
目次
雨に濡れた犬が臭い理由
臭いのは犬ではなく、犬の毛に住んでる微生物だった
アメリカの研究によると、雨で濡れた犬が臭い原因は犬そのものではなく、犬の毛に住んでいる微生物が原因だという。
より詳しく言うなら酵母菌や雑菌の排泄物。
これらは乾いているときは臭わない。
でも一度濡れるとH2O分子が乾いた状態で安定しているこいつらの分子の接合をほどいてしまうことにより、大量のくっさい微粒子たちを放出してしまうらしい。
しかも濡れた犬の周りの空気は犬の体温と犬の毛の湿度でじっとりと湿って生暖かい状態になっている。
この温度と湿度は微生物にとって非常にいい空間なので臭い微粒子がどんどん増殖してしまう。
だから濡れた犬の周りは臭いの元である酵母菌や雑菌の排泄物による微粒子が大量に漂っているため、臭いというわけだ。
(参考:What’s Up With That: The Gross Chemistry Behind That Funky Wet-Dog Smell)
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雨の日の散歩後に濡れた犬の臭い対策
では、雨に濡れた犬の臭いを対策するにはどうしたらいいか?
すぐ乾かす
単純だがこれに尽きる。
匂いの元は水と反応して放出されるので、乾いてしまえば匂わないからね^^
雨に濡れた犬は、散歩から帰ったらまずお風呂場に連れていき、足や泥汚れを落とす。
そのあとタオルで濡れた毛皮を乾かし、最後はドライヤーで仕上げてあげよう。
特に小型犬の場合、足回りだけでなく、お腹や脇、太ももの辺りまで結構濡れてしまうので細かいところまでしっかり拭いてあげることが大切。
でもお腹まで濡れると乾かすのが結構大変だ。
なので小型犬には特に、レインコートを着せてあげると便利^^
こんな感じでお腹、脇、太ももがしっかりガードできるタイプがおすすめだ。
まとめ
- 雨に濡れた後の犬が臭いのは犬ではなく、犬の毛皮に住んでる微粒子が水と反応して飛ぶのが原因
- 雨の日の散歩の後はすぐに乾かせば臭い早く封じ込められる
- 小型犬はお腹とか太ももまで濡れて乾かすのが大変なので、レインコートがおすすめ
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