お金のない人にとって、東京などに泊まるときの手段は大体カプセルホテルか、ネカフェのどちらかに落ち着く。
しかし、この2つ、いったいどっちが快適に寝れるのか?
この記事では、貧乏なのでネカフェとカプセルホテルによく泊まる私が、違いを解説する。
目次
ネカフェかカプセルホテルか? コスパや快適さを比較してみた。
コスパ
ネカフェ>カプセルホテル
- ネカフェ:1,500~2,500円
- カプセルホテル:2,500~4,000円
ただし、ネカフェは店によって
- フラット席とリクライニング席で値段が変わるところ
- シャワー代が有料のところ
- シャワー代やシャワーセット代(バスタオルなど)が異常に高いところ
などがあり、それによって実質の宿泊料金が変わるため、事前にそこまで含めて値段を調べた方がいい。
ちなみに寝るときに利用するなら席のタイプはフラットシートだ。
また、カプセルホテルは予約すると割引料金になることが多いので必ず予約して泊まった方がいい。
予約なしで3500円、予約ありで2800円など、500円以上値段変わるのところが多い。
いずれにせよ、どちらも普通のビジネスホテルなどに泊まるよりはだいぶ安い。
また寝れる時間についてだが、ネカフェは8時間プラン、10時間プラン、12時間プランなど時間で料金が決まってることが多い。
対してカプセルホテルは翌日の10時までとか12時までと寝れる時間がかなり長く全員一律で設定されてることが多い。
寝心地のよさ
カプセルホテル>ネカフェ
寝心地のよさならちゃんとした布団と枕、マットレスのあるカプセルホテルの圧勝。
ただし、人によってはネカフェの方がいいこともある。
例えば私の場合、カプセルホテルは
- 天井が低くて圧迫感があること
- 入口がカーテンなので開けられそうな恐怖心があること
からネカフェの方が寝やすいと感じることもある。
カプセルホテルは天井が低いので見た目かなりスペースが狭くて閉塞感がある。
対してネカフェの個室は天井が空いてるからか、見た目よりもスペースを広く感じる。
もちろん、そういう精神的な理由は抜きにすれば、カプセルホテルの方が断然快適だ。
ちなみにネカフェは実際は狭いけど、小柄な人なら十分足を伸ばして横になれる広さだ。
大柄な人だと少し体を丸めないと横に寝れないかもしれない。
カプセルホテルなら背の高い人でも問題なく足を伸ばせる。
お風呂
人による
お風呂については大浴場か個室シャワーかで個室シャワーを取る人はネカフェ。
個人的には大浴場より個室シャワー派。
中高年は大浴場好きが多く、若い人は個室シャワー派が多い傾向にあるが好みが分かれると思う。
また、カプセルホテルにはサウナがついてるところも多い。
洗面所
カプセルホテル>ネカフェ
洗面所はカプセルホテルの圧勝。
カプセルホテルの洗面所が大体10人分くらいあって広く、しかもキレイなのに対し、ネットカフェの洗面所はトイレに1個ついてるだけ。
なのでネカフェに泊まるときはコンタクトはトイレでつけるし、髪のセットもトイレなので誰かと居合わせるとちょっと気まずい。
嫌な人はシャワーを浴びるときにシャワールームでやるといい。
個室のプライバシー感
人による
- 天井がないけど簡易ドアのあるネカフェ
- ドアがなく、カーテンしかないけど一応隙間なしの密室になるカプセルホテル
- ネカフェは上から覗かれる可能性、ドアを開けられる可能性あり
- カプセルホテルはカーテンを開けられる可能性あり
また、ネカフェはドアの下部分にも隙間が空いてることが多い。
以上を踏まえると一見カプセルホテルの方が個室感は強そうだが、私の感覚ではネカフェの方が個室感は断然上。
ネカフェの天井が開いてることに関しては真っ暗なので別に気にならない。
それなりに高さあるし。
それにネカフェの方が監視カメラとかついてて、かつ会員制で身分証明書のコピーとられてるので犯罪などを犯しにくいイメージがある。
カプセルホテルのカプセルがある部屋には監視カメラとかついてなさそうだし、スタッフは基本そのフロアにいないので犯罪起こそうと思えば起こせそうな雰囲気。
それになによりも、同じ鍵なしでもカーテンとドアではやっぱりドアの方が安心できる。
またネカフェで気になるのがドア下の隙間だが、私の場合、ネカフェで寝るときはいつもこの隙間のところに荷物かクッションを置いて塞ぐようにしてる。
そんなところから覗く人はいないと思うけどやはり隙間があると落ち着いて眠れないので。
逆に言えばこの隙間は塞いでしまえば気にならない。
施設の設備
施設の設備の充実度に関しては
ネカフェ>カプセルホテル
- 高性能のパソコンでインターネット使い放題(WiFi含む)
- マンガ読み放題
- ドリンク飲み放題
施設の設備の充実度ならネカフェの圧勝。
カプセルホテルは寝ることに特化しててネカフェはそもそも寝る場所じゃないので当たり前ではあるが。
特に普段からパソコンばかりいじってる人や、漫画ばかり読んでる人に取って冷暖房完備 + ドリンクバー付きでネットし放題、マンガ読み放題の環境にあるネカフェは最高の場所だと思う。
それで寝ることもできるので非常に便利だ。
逆に設備面でカプセルホテルの方が勝っているのは
- 性能のいいマットレス布団
- 広くてキレイな洗面所
- 鍵付きロッカー
- ランドリー
- 無料のアメニティ
があること。
例えばネカフェだと歯ブラシとバスタオルは有料(それぞれ100円)だが、カプセルホテルはもちろんただでサービス料金内に入ってる。
また、カプセルホテルには小さなテレビがついているところも多いが、今テレビを見る人は少ないだろう。
ネカフェには金庫はあるが鍵付きロッカーはない。
カプセルホテルなら比較的大きめの荷物も鍵付きのロッカーにしまえて便利だ。
ネカフェはロッカーがないのでブース内にスーツケース等を入れることになるが、ただでさえ狭い部屋が余計に狭くなる。
設備の充実度ではネカフェに劣るが、ただ寝るだけが目的の場合だとカプセルホテルの方が優秀だったりする。
なので人によってはカプセルホテルの方が設備がいいと感じる人もいるかも。
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ネカフェとカプセルホテルの比較
以上を踏まえて、改めてネカフェとカプセルホテルを比較してみると・・・
ネカフェが勝ってるところ
- コスパ
- 施設の設備
カプセルホテルが勝ってるところ
- 寝心地のよさ
- 洗面所
- 寝るためのアメニティの充実
人によって受け取り方が異なるところ
- お風呂
- 個室のプライベート感
ネカフェかカプセルホテルか 向き不向きは?
ネカフェの方が向いてる人
以下に当てはまる人にはネカフェが向いている。
- プライベート空間(個室)を重視する人
- どこでも寝れる人
- お風呂はシャワーだけでいい人
- パソコン使いたい人
- マンガ読みたい人
- 雑誌が読みたい人
- ドリンクバーほしい人
カプセルホテルの方が向いてる人
以下に当てはまる人にはネカフェが向いている。
- お風呂好きかつ大浴場が好きな人
- 布団と枕がないと寝れない人
- 寝るだけのために利用するので寝心地さえよければ他はどうでもいい人
- 疲れをしっかり取りたい人
- 洗濯したい人
まとめ
- コスパと設備はネカフェ>カプセルホテル
- 寝心地のよさと洗面所はカプセルホテル>ネカフェ
個室のプライベート感とお風呂は人によって受け取り方が違う。
以上を踏まえて自分に向いてるのはどっちか考えよう。
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