新人のときは名刺がない。
そんなときに誰かにいきなり名刺を渡されると困ってしまう。
名刺がないのに名刺交換の場面に出くわして、オロオロして上司に怒られる。
そんなパターンになりがちだ。
この記事では新入社員で名刺がないときの名刺交換のマナーと名刺がいつもらえるのかについて解説する。
目次
新入社員で名刺がないときの名刺交換のマナー
実は名刺がないときの名刺交換は実はそんなに難しくない。
受け取った名刺を丁寧に扱えばいいだけだ。
まず相手に名刺を差し出されたら
「新人研修中で名刺がないので失礼します」
「入社したばかりで名刺がないので失礼します」
などと断ってから名刺を受け取る。
受け取った名刺は自己紹介が終わるまでは胸の高さをキープするのがマナー。
名刺がなくてももちろん自己紹介はする。
自己紹介は社名、所属、名前を言えばいい。
所属がなければないで社名と新人の○○ですとでも言えばいい。
名刺がない分なるべく元気な声でした方が望ましい。
名刺を受け取った後、席について商談や会話をする場合は名刺は必ずテーブルの上に置いておくのがビジネス上のマナー。
仕舞うのはNGだ。
複数の名刺を受け取ったときは席順に並べる。
机に置いた名刺は話が終わって別れるときか相手が席を立ったときにしまう。
社会人の世界では名刺は相手の分身として扱われる。
だから丁寧に扱わないとマナーが悪いやつとか、常識がないと思われてしまう。
新人のうちはそんなこと言われても名刺なんてただの紙切れじゃんって思うのが普通だと思うが、会社で生きるならこういうマナーを守らないと上司を冷や冷やさせてしまうので気を付けよう。
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新入社員は名刺をいつもらえるのか?
これはもちろん会社によって違う。
っていうか実はもらえない会社もあるのだ。
ぶっちゃけそういう人はラッキーだと思っていいが。
新入社員が名刺をもらえる時期のパターン
- 入社時に用意されてる
- 入社してすぐに手配され、1~2週間で届く
- 新人研修が終わってから渡される
- 内勤者には作らない
大体この4パターンある。
大手企業は入社時に用意されてるパターンが多いようだが、別に早くもらったから偉いとかないので、気にする必要はない。
「内勤者は名刺を使う機会が少ないので作りません」
という会社もある。
こういう会社がなぜラッキーかというと外部の人と会わなくていい=社内での仕事しかする必要がない=仕事が楽
という可能性が高いからだ。
少なくとも私なら名刺作りませんと言われたら喜ぶ。
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名刺がもらえない会社で自分で名刺を作るのはダメ?
中にはこんな人もいるかもしれない。
会社が名刺を作ってくれないけど友達との飲み会や合コンなどで名刺がないと何かと困る。
だから会社が作ってくれないなら自分で名刺を作ってしまいたい。
会社が作らなくていいと判断しているときに自分で勝手に名刺を作ってもいいのか?
残念ながらこれはNGだ。
会社名を使用する以上、著作権問題に引っかかる。
名刺を作ってくれない会社の人が自分で名刺を作るなら会社に属する人間としてではなく、個人で作らなければならない。
でもそれだとやっぱり友達との飲み会や合コンで○○会社の○○ですと言えなくて困るから結局そういう人は無理に名刺を作ってもあんまり意味がない。
そもそも実は会社の名刺は仕事関係でしか使っちゃいけないもの。
プライベートでは会社の名刺は交換しないのが原則。
会社の名刺に書かれてる個人情報はあくまで会社内で秘密にすべきことで外部の人に漏らしてはいけないのだ。
ちなみに新入社員の企業研修の一環で新人に路上で通りすがりの人と名刺交換するっていう会社もあるらしいけどこれはちょっと悪質で、交換した名刺を元に後日上司が営業をかけるらしい・・・。
なので仕事関係の名刺交換の場ではこの記事で最初に挙げたマナー対応をすればいいし、プライベートの場での名刺交換は普通はしないものなので名刺がなくても恥ずかしいことではない。
というわけで結論は、会社の名刺は自分で作ってはいけないし、作っても何の得もしない。
ただし、名刺入れなら持っておいて損はない。
なぜなら名刺は渡さなくてももらうことがあるからだ。
もらった名刺は仕舞うのがマナーということを考えても名刺入れを用意しておくと準備のいいやつだと思われるだろう。
まとめ
- 新人で名刺がないときの名刺交換のマナーは基本的に相手の名刺を丁寧に扱うこと
- 新入社員が名刺をもらえる時期は会社によりけりだが、入社直後か、研修が終わった後が多い
- 名刺をもらえない会社で自分で名刺を作るのはNG
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